北海道 牛乳 おいしい 理由

北海道に長年住んでいた人が、他の都道府県に引っ越しして、その土地の牛乳を飲むと、水のように薄く感じられる人もいるようです。牛乳やチーズ、バター、ヨーグルトなど北海道は、まさに乳製品の宝庫とも言われていますが、北海道の牛乳がおいしいと言われる理由、その秘密はどんなところにあるのでしょうか。

 

牛の生育に適している

日本国内では、おもにオランダやドイツが原産地とされるホルスタイン種と呼ばれる乳牛が飼育されており、10〜20度前半の温度がもっとも生育に適していると言われています。日本国内の中では、ホルスタイン種の乳牛の成育にもっとも適しているのが北海道で、空気環境が良くて豊かな大自然の中で育てられているため、牛乳のおいしさはまた格別です。

 

餌の質が良い

北海道には乳牛が健康に生育するための条件が揃っていることはもちろんですが、もうひとつには乳牛がふだん食している餌にもこだわりがあります。

 

牛は草食動物であり、毎日牧草を食べていますが、自然環境が豊かな北海道では、他の都道府県とは牧草の質も違い、気象条件や空気環境の関係で、餌の質が非常に良いのです。

 

そんな北海道の乳牛から搾られた牛乳は、乳脂肪分が高くて濃厚なコクが味わえます。牛乳の質が良いので、チーズやヨーグルト、バターなどの乳製品も風味があるのです。