根室のオリエンタルライス

オリエンタルライスという言葉を聞いて、どんなイメージがありますか? インドネシアやタイなどの気候が暑い東南アジアの料理と思うかもしれませんが、実は北海道の根室で発祥したご当地グルメのひとつです。

 

オリエンタルライスとは、カレー風味の焼き飯(ドライカレーやカレーピラフなど)の上に牛ハラミ(牛サガリ)のお肉を乗せて、デミグラスソースをかけた料理のことを言います。北海道のグルメと言えば、鍋料理や海鮮料理などの印象が強いせいか、見た目には、「これが北海道発のグルメなの?」と不思議に思うかもしれませんね。

 

オリエンタルライスの魅力

昔の洋食屋でよく出される料理のようにも見えて、どこかレトロな雰囲気すら感じられるのが、オリエンタルライスの魅力でもあります。オリエンタルライスのいちばんのおすすめポイントは、ライスの上に乗ったお肉がとってもジューシーで、とろけるような柔らかい食感です。お肉とライスをからめて食べると、なんとも言えないおいしさが口いっぱいに広がります。

 

オリエンタルライスの名前の由来は不明で、誰がいつ名づけたのかはわかっていません。今や洋食レストランの定番メニューとなりましたが、お店によって上に乗っているソースの味にも違いがあり、さまざま個性が楽しめるのも魅力的ですね。

スポンサーリンク