北海道のザンギについて

北海道の有名な郷土料理にはいろいろありますが、とくに釧路で根強い人気を誇る料理と言えば、ザンギです。ザンギという言葉を聞いてもあまりピンとこないかもしれませんが、唐揚げなら皆さんよくご存知ですよね。

 

北海道では、唐揚げのことをザンギと呼ぶこともありますが、唐揚げとザンギについて味を比較してみると、ザンギのほうが味付けが濃いめです。

 

唐揚げと言えば、鶏肉の表面に小麦粉をまぶしてカラッと揚げた料理のことを思い浮かべると思いますが、ザンギの本場・釧路では、鶏肉だけではなく、地元で獲れた食べ物を油で揚げた料理全般のことを指しています。

 

ザンギの語源や作り方

ザンギという言葉の語源は、中国語の「ザーチー」という言葉で、漢字で「鶏肉を揚げる」という意味を持ち、「炸鶏」と表記します。北海道のザンギは、普通の唐揚げに比べると形がやや小さくて、一口サイズにカットされたものを揚げるのが一般的です。

 

それでは、おいしいザンギの作り方についてご紹介しましょう。用意する材料は、鶏もも肉を醤油・酒・砂糖・おろしショウガ・おろしにんにく・塩・こしょうをブレンドした調味液に30分ほどじっくり漬けこみます。
溶き卵に片栗粉と小麦粉をよく混ぜて、鶏肉をまぶして、中華鍋にサラダ油を入れて180度になったら鶏肉を入れて揚げます。

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